Mounim > ポートフォリオ > ゲームジャム
作品概要
私はゲームジャムに参加するのが好きで、特に「グローバルゲームジャム」には、初めて応募した時から毎年参加して好成績を収めています。このようなイベントは、自分のスキルを向上させ、今まで経験したことのないことに挑戦できる素晴らしい機会です。以下、これまでに私が制作したゲームのいくつかと、これらのジャムで私が担った役割を列挙します。
2016年:『Rituals of Life』
『Rituals of Life』は、日常生活におけるスマートフォンの重要性を訴える社会派作品です。このゲームでは、プレイヤーはスマホに表示される通知や合図をスワイプ、クリック、スクロールしながら道を進んでいかなければなりません。ゲーム内の障害物を避けようとすると、視界がどんどん歪んでいき、プレイヤーは前方ではなくスマホを見下ろすようになります。プレイヤーは、通知や合図を見逃したり、障害物を倒したりした数に応じてスコアが与えられ、レベルが終了します。
2016年のグローバルゲームジャムのテーマは「Rituals:儀式」で、私たちのチームは日常生活のテーマにも触れたもので、それでいてばかげた笑えるものを作ることを目指しました。既成概念にとらわれず、決まりきった表現を避けることで、シンプルで創造的、かつ楽しいゲームを開発することができました。このゲームはアムステルダムでのゲームショーケースイベントに私たちを招待してくれたマイクロソフトから審査員賞で1位を受賞することができました。
ゲームデザイナーとして、私は常に自分のスキルを伸ばし、新しいことに挑戦することに関心を抱いており、ゲームジャムはそのための絶好の機会となっています。このプロジェクトでは、私は主にアートとデザインに注力しましたが、スコープクリープでプロジェクトの進行が危ぶまれたときにはプログラミングにも貢献しました。ゲームジャムの短い期限と時間枠のなかで、私は効率的かつ臨機応変に対応しなければなりませんでしたが、結果を出すことができたことを誇りに思っています。
詳細
- 期間:2016年1月
- 現況:開発中
- エンジン:Unity3D
2017年:『Trumpede』
『Trumpede』は、2017年のグローバルゲームジャムの期間中にわずか48時間で制作された思考型アーケードスタイルゲームです。移民と国境管理というタイムリーなテーマを持つこのゲームは、人々がこれらの複雑な問題をどのように捉え、どのように対処するかについてのソーシャルコメンタリーとしての役割を果たしています。
ゲームでは、プレイヤーはシンメリア国境警察の車を操作し、ドラマリカ人特有のアイテムを投げつけて、ドラマリカ難民の人波をかわすのが任務です。難民をできるだけ長い時間食い止めることが目標ですが、難民の人波にのまれてしまうとレベル終了となります。そして、プレイヤーには、その成績に応じたスコアが与えられます。
私はゲームデザイナーとして、自分の技能を使って社会問題について取り上げ、プレイヤーに有意義な内容のゲームに参加してもらう方法を常に模索しています。『Trumpede』は、ある意味、この目標に対する私のコミットメントを表現したものとなりました。
詳細
- 期間:2017年1月
- 現況:開発中
- エンジン:Unity3D